それぞれの最終回①

＜セクシーボイスアンドロボ＞終
なんとなくの雰囲気で走ってきた中盤以降、息切れしたかなというのが率直な感想。
松山ケンイチと大後寿々花のコンビは深夜帯ならブレイクしていたかも？
いきなりのゴールデンは荷が重かったようにも感じます。
最終回は原作どおりなのか、テレビオリジナルなのかはわかりませんが、抽象的過ぎてから回りした印象。
ひねったあげく、貫き通すことができなかったような気がします。
ただ、この枠も続けていれば『ハケンの品格』のようなアタリもひけるかも。あきらめずがんばれ！

☆☆★


＜特急田中３号＞終
青春ドラマとしてオーソドックスなエンディングを迎えましたが、トータルでは卒なくこなしたな、という印象。
鉄子ブームが誰かの仕掛けなのか、本物なのかはともかくとして地味だけど見れるドラマとして最終回までつながったな、と思います。
「えー！そうくるか！？」という驚きこそ少なかったものの、安定感のある内容で、田中聖の知名度アップという使命も果たしたことでしょう。

☆☆☆★


＜ライアーゲーム＞終
今クールで一番ホットだったのがこのドラマ。
戸田恵梨香の項目をウィキペディアでみてみると「元グラビアアイドル」「女優」という表記が！
女優としてのキャリアは確実にアップしてますね。
『レガッタ』で好演しながらも消化不良に終わってしまった松田翔吾とのコンビは新鮮でした。
最終話のエンディングは微妙でしたが、最後まで見せるドラマとしての完成度は高かったように思います。

このドラマの存在自体が「ライアーゲーム」だったのかもしれませんね。

☆☆☆☆★