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<華麗なる一族>
TBS系 2月4日(日)21時~ 人間ドラマを描く中では「悪役」の存在が大きいなということを改めて感じました。 山崎豊子の作品では理想に向かってもがく主人公の対立項として「打算の権化」とでもいうべき人物がよく登場します。 しかもこれがちょっとやそっとでは潰れない嫌らしさ! 映像表現する中ではこうした人物がどのくらい嫌らしく描かれるかで、相対的に主人公の理想、悲哀が崇高に描かれることになるわけです。 今回の『華麗なる一族』では、万俵家の内部抗争としての父と子の対立と、それに端を発する阪神銀行と阪神特殊製鋼の対立を中心に描いていますが、家庭内では高須相子、経済界では永田大蔵大臣、という吉良上野介的な役どころがそれぞれ配置されています。 これらを演ずる鈴木京香と津川雅彦が、もう憎らしさ満点! 彼らの存在感のおかげで単なる愛憎劇を超えた社会派ドラマとしての輝きを放っているといっても過言ではないでしょう。 キムタクはこれを機にさらなる高みを目指してほしいものです。 PR ![]() ![]() |
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