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『レガッタ』第5話 
(テレ朝系 8月11日(金)21時~)

学生時代にサークル活動をした経験のある人ならきっと、一度や二度は「恋愛騒動」に巻き込まれたことがあるはず。
そのときの古傷をグリグリとえぐられるような、そんな「痛さ」に満ちた回でした。
っていうか、このさきどんどんエスカレートしていきそうで怖い。でも怖いもの見たさで見てしまいそうな自分がいるんですよねえ。

原秀則ものって「冬物語」にしても「部屋においでよ」にしても、このあたりの「痛さ」が主題になっていることが多いかなあ。
きっと原さん自身が青春期に強烈なトラウマを残しているんじゃないでしょうか?そうでもないと、こんな痛い話ばっかりかけませんって(笑)。

東幹久が最近何を演じても『お金がない』(フジ系ドラマ)の大沢=オデコ・オクトパシー(爆)に見えてしまうのと、若槻千夏の演技のユルさはだいぶスルーできるようになりました。

今回一番痛かったのは八木=松田優作の息子と相武紗季とのキスシーン!
くそー、コノヤロー!きたねーぞ!!
人の弱みにつけこみやがって!!!
・・・・・・という嫉妬心をかきたてられること、この上なし。

ここへきて八木の存在感が「単なる当て馬」から急上昇!
話の展開が妙にリアルで、見ていて苦しいデス、はい。

さてさて、この先は・・・・・・
「自分に正直になるか、ウソをつきとおすか」「ボートをとるか女を取るか」
「闘うか、逃げるか」

青春の二者択一が目白押しです。
どうする、もこみち?(ライ○カードか!?)

どうしてもみたいわけじゃない、とかいいながら
→みちゃうんだよな、きっと→



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『ダンドリ。』第5話
(フジ系 8月8日(火)21時~)

くそう。
なんてことないベタドラマのはずなのに。
なんでツボにはいってしまうのだ!?

バカなのに、まっすぐ。
自分の首を締める、つらいウソ。
自己陶酔にも近い、ヤセガマン。

これらは「青春」の主成分ですよね。

甲子園がはじまった今のタイミングで
野球部・カルロスの主役回を持ってくるのも高感度UP!

チア部最後の大会が9月という伏線もはられたし、
どうやって引っ張るのかが、気になるところ。

客を決して満足させきらず、じらしながら次へと引っ張るあたり、
ストーリーとは裏腹にキャバクラ嬢なみのテクニックですな(爆)。

しかし、このまま引っ張って
「最終回は生放送特番!」なんてやるつもりじゃないだろうな?
やめてくれ!

・・・・・・見ちゃうじゃないか!!(核爆)


↑テンションキープ、上手だね↑




『マイ☆ボス・マイ☆ヒーロー』第5話
(日テレ系 8月5日(土)21時~)

笑っている場合ではないのかもしれない。
良いドラマには、わかりやすいメッセージがあり、
何かしらの「願い」が込められていると思う。
そしてこのドラマは間違いなく「良いドラマ」である。

無学な27歳のヤクザが、17歳の高校生に混じって高校生活をやり直す。
一言でいってしまえば、ただ、これだけの話である。
そんなバカな、という設定が単なるコメディ以上の魅力を持つのはなぜなのだろう?

10年前の自分に比べ、今の自分は成長しているだろうか?
10年後の自分は、今の自分より魅力的だろうか?
そんなことを頭のどこかで考えながら、見つづけている。

今回のテーマは、失恋・誤解・友情・仲直りのセットに、親子関係の悩み、と「青春ほろ苦フルコース」。
誰もが一度は通っているはずの道を10年遅れで辿りながら
案外素直に(?)人間的な成長を遂げていく主人公を見るのが
なんだかんだいって、楽しい。

・・・・・・さてさて、ここまでは順当に学園ドラマとしてきたけれど
この先は一体どうなるものか?
「実はヤクザ」という設定をどう使い切るのか?

ターニングポイントは近いかも。

↑待ち遠しいね↑






『黒い太陽』第2話
(テレ朝系 8月4日(金)23時15分~)

俳優としての永井大をはじめてみたのはテレ朝の同じ時間帯でやっていたドラマ『ああ探偵事務所』でしたかね。
演技はダイコンでしたが、なにかギラギラしたものを感じて気になっていました。
ガンダム風に言うなら「いい眼をしている」ってとこでしょうか。

脇を固める吹越満や伊原剛に負けず劣らずのオーラを纏っているあたり、評価してもいいかなあと思っています。
見所はやはり「眼」でしょう。

・・・・・・まあ、奥様連中は毎回披露される「カラダ目当て」だったりして!?


ところで余談ですが、ヒロイン役の井上和香はかつて
六本木のキャバクラに勤めていたという過去があるようですが、
それを知ってか知らずか、共演の酒井若菜が

「和香ちゃーん、キャバ嬢、似あってるじゃーん!?」と

一声かけてしまったものだからさあ、大変!
現場は一瞬にして険悪なムードが漂い、
ドラマさながらのバトルが繰り広げられているそうな。

そんなところも見所のひとつかも!?

↑怖いもの見たさ!?↑
『下北サンデーズ』第4話
(テレ朝系 8月3日(木)21時~)

同時間帯に『渡る世間~』『みなさんのおかげでした』など強力なライバルがひしめく木曜午後9時。

視聴率的にはヒジョーにキビシー現状を覆すことが出来ないまま、終焉を迎える確率が高まりつつあるようです。
ここへきて僕もこのドラマの最大の欠陥を再認識させられる事となりました。

このドラマは「天性の、人を惹きつける才能をもつ女」が
下北沢の小劇団で活躍するお話。
当然ながら、劇中劇シーンは満載。
かつ、他のシーンよりもその部分に力がなければ、まったく説得力がなくなってしまう設定です。

実力のない上戸彩で挑んだのは、結果として無謀だった・・・・・・といわざるを得ないでしょう。
だって、ダイコンにもほどがあるんだもん・・・・・・。

せっかく他の役者がお膳立てを整えても、上戸彩の「演技シーン」ですべてぶち壊し。
これがもう脚本や演出でどうこうできるレベルをはるかに越える破壊力。
期待感もあっただけに残念の一語に尽きます。

例えば今回の話の最後のシーンも象徴的でした。
ストーリーは、田舎から母親が様子を見にきたダメ劇団員のために仲間が一肌脱いでダメ劇団員を「座長」に仕立て上げる・・・というもの
が、母親はすべてお見通しで、結局「芝居」であったことを見破られてしまうのですが、主人公・里中ゆいだけが最後まで「ダメ団員の婚約者」になりきって、母親を自分のワールドの中に引き込んでしまうのです。

・・・・・・脚本上はね(爆)。

肝心の部分の演技がザルだと、かなーり興ざめします。
これ以上の改善は見られないようだし、来週以降の視聴打ち切り率80パーセントってところでしょうか!?







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